2012/07/16

リンカーン弁護士

この間、「そういえば、"lincoln lawyer"って日本でもやるのかしら」とふと思い、
検索したら、7/14公開、というじゃありませんか。
思い立ったが吉日じゃないけれど、せっかくなので、久しぶりに映画館に
足を運んでみました。




















【あらすじ】
LAでリンカーンをオフィスに仕事をする弁護士ミック・ハラー(MatthewMcconoughey)。
ギャングや娼婦などプロの犯罪者を顧客とするミックは、法廷ばかりでなく、
依頼人さえも騙して、日々、弁護士稼業を続けている。
そんなミックの元に、無実を訴える金持ちの依頼人が現れる。
当初、「いいカモ」にみえた依頼人は、実はある目的を持ってミックに近づいたのだった。。。


オープニングが非常にかっこいいです。特に音楽がいい。
アメリカ映画だなあ、という感じがひしひしとします。
ストーリーも飽きさせず、119分という比較的長めの上映時間も苦になりません。
強いて言えば、金持ち依頼人役がもうちょっとナイスガイに見える配役の方が、
「悪」への恐怖心がかきたてられて良いのではないかな。

LGBT視線から観ると、
金持ち依頼人を取り押さえたのがゲイのカップル。
金持ち依頼人はその二人のことを"fagot"と呼ぶ。
"fagot"は字幕では「おかま」となっていたけれど、 weblio辞書では
"あからさまにホモセクシュアルの男性をさげすむ言葉"となっているので
もっと強い言葉なんでしょうね、実際は。

ミックの相棒フランクが"fagot"発言を聞いて皮肉たっぷりに
(警察の報告書を)ゲイから"fagot"に直しておくよ、と答えてます。

フランクはゲイのようなんですが、
ミックは彼がゲイなのかと尋ねられたとき、
彼がゲイかどうかなんて関係ない、元警官だ、男らしいだろ、
というようなことを言っていました。


真面目にあらすじや感想などを書いてみましたが。
この映画を観た目的はひとつきりです。
ええ、ケイトを観に行ったんです。

オープニングにキャストの名前がでてきたので、目をサラ皿のようにして、
KatherineMoennigを探しました。頭の中では「めにぐ、めにぐ」と呟きながら。
ありましたよ、名前は。
チョイ役だと知っているけど、名前があると嬉しいものですね。


























以下、ネタばれです。
これから映画を観ようという方はお読みにならないように。

今回のケイトの役はgloriaという名のヤク中娼婦。
逮捕されてミックに連絡してくるのですが、どうも逮捕は初めてじゃなさそう。
今度は実刑を免れないぞ、とミックが言えば、刑務所なんて無理、リハビリ施設に送って、と。

詳しく話を聞くと、ドラッグはその晩の客のひとりに貰い、その次の客が警官だった、
ということ。gloriaにドラッグを渡した客は有名なドラッグの売人らしく、
ミックは取引にでて、gloriaはなんとか刑務所行きを逃れました。

アメリカの娼婦は客の身元確認をするのが普通なんですかね。
gloriaはパスポートでそのドラッグ密売人の身元を確認したと言っています。
gloriaの仕事中のシーンを少し入れたらよかったんじゃないのかしら、監督。

物語のわりと序盤でケイトは出てきてしまい、もうこれで終わりかなあと思っていたら、
リハビリ施設(大学病院らしい)という名の、実質は軽い刑務所的な施設に収容された
gloriaがちょっとした活躍をみせます。ダルそうにモップ掛けなんかしながら。
そのときのgloriaが例のオレンジ色のジャンプスーツを着てないのが残念。
緑だか青の手術着(?)を着てます。でも、ミランダ・フォスターとは似てもにつきません。

ケイトの出演時間は合計で5分かそれくらいだと思いますが、
思っていたよりも存在感のある役でした。
ケイト、もっと仕事すればいいのに。

ケイトの英語が一番聞き取りやすかった自分はすっかりケイトに侵されているんでしょうね。

ケイトが出てきたときに、思わず赤面してしまった自分が恥ずかしいです。
ケイトが出ている間中、にやにやしていた自分も恥ずかしいです。
これは恋なのかもしれません。

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